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<<< 純生そうめんの誕生秘話 >>>
30数年前の夏、その頃の私は先代の父親をはじめ、周り認めてもらいたいイケイケの20代の若い職人でした。
当時、夏はうどんが売れなくて日の出製麺所もヒマで…なんとか夏のヒット商品を作らないといけないという中で生まれたのが「純生そうめん」です!
夏なので長時間茹でると、部屋も暑くなり生うどんは嫌がられており、茹で時間の短い麺ということでそうめん、そば、中華めん、などの細い麺が夏は売れておりました。
弊社も製麺所なのでそばも中華麺も作っておりましたが、うどんでなんとか作れないものか、と考えました。
当時から、弊社も茹で時間の短い「細うどん」は作っておりましたが他のいろんなメーカーさんも作っておりましたので、それ以上のうどんを作ることを目標としました。
大体2ミリ前後のものでした。通常は4~4.5ミリです。
そこで、うどんをどこまで細く作れるか?に絞って試行錯誤を繰り返し、試食を何度もしてできあがりました。
やはり中華麺や蕎麦は細くても。強力粉を混ぜておりますので切れにくく麺にすることができます。
しかしながら、うどんは中力粉なのであまり細くすると切れてしまい、どこまで細くできるかの試作と試食の繰り返し…
そこで落ち着いたのが1.3ミリ…
名前もそのまま、「超極細生うどん」にしようということでしたが、ラベルを作る段階でもう一度、考えて麺の定義などを見直してみました。
すると1.7ミリ以下は冷麦、1.3ミリ以下はそうめんに分類されるとJIS規格に書いてあるのを発見!
そこで「うどん」って表記しても大丈夫なのか不安になり悩んでいたのですが…
だんだん考えるのがめんどくさくなり、ほんだらそのまま「そうめん」でえんちゃう?って「純生そうめん」って命名させて頂きました!
1989年夏販売開始直後は「そうめんとぜんぜんちゃうやん!」とか、「なに!なに!この食感は!」って感じで賛否両論で販売の続行を悩みましたが、気に入って頂いたお客様もたくさんおられましたので、7月、8月だけの2カ月のみの夏季限定で毎年販売させて頂き今に至っております(^^)
2005年頃から他社メーカーの類似品も出てきまして…
おー!これで俺も認められたかな(^_^)v
って喜んでおりましたら、健在だった先代に怒られました( ´Д`)
「一喜一憂せず図に乗るなよ」ってことなんかなって納得しておりましたら、後で聞いた話ですが先代はこのそうめんのことを他では自慢してたらしい…
本当にヒット商品ではありませんが、皆様に愛されて30数年変わらぬご愛顧をいただ感謝しております。
今後とも引き続き宜しくお願い致しますm(_ _)m
※ 8月31日(木)までの期間限定販売です。
純生そうめんのお届け日の最終指定可能日が、9/9(土)となります。
それ以降のお届けのご希望は承っておりませんのでご了承ください。
※なお、他の商品と同梱の場合も、同様となりますので、9/9(土)以降としたいご注文につきましては、別途ご注文ください。

常温の場合約45日、冷蔵の場合約60日となっております。